tanemaki*blog

日々のできごと

古書古書。

JUGEMテーマ:日記・一般


書房1
書房2

松山市銀天街にある、坊ちゃん書房が今月閉店するそうです。

たまたま店前を通りかかった際に、「閉店」「全品50パーセントOFF」の文字が目に入り店内へ。

通りに面した店先には漫画が多く積み上げられているのですが、ショウウィンドウの中や店の奥には古書がたくさんあり、以前から「入りたいけど入れない」と、横目でみながら通りすぎていました。一度だけ入ったときには愛媛の民話の本とブラックジャックの少年チャンピオン・コミックス版を(探していた15巻と25巻を発見!)購入しました。

坊ちゃん書房の名の通り、小説「坊ちゃん」やその著者の夏目漱石、松山を代表する俳人・歌人の正岡子規などの本が多く見られます。郷土にまつわる資料もたくさんあるようです。
店奥の、古書がたくさんあるあたりで正岡子規や夏目漱石関係の本を見つけ、吟味した末に上の写真にある本を買い求めました。
正岡子規の「子規随筆」、結城健三著「子規の文学精神」、夏目漱石「坊ちゃん」、近藤浩一路著「漫画坊ちゃん」の四冊です。

「漫画坊ちゃん」なんて大正時代に出版されたもののようなのですが(写真1枚目右端と2枚目です)、面白くて帰りの電車の中で読みふけりました。内容は「小説坊ちゃん」をエピソードごとにイラスト付きで分かりやすくしたものの様です。
「子規随筆」は一瞬、子規が出版した当時の物かと思いましたが、まさかそんなはずはなく、昭和23年に出版されたものの様です。「病床六尺」「墨汁一滴」の二冊が入った面白い作りの本だったので購入しました。

小説「坊ちゃん」は昭和5年、「子規の文学精神」は昭和17年出版です。「漫画坊ちゃん」がこの中では一番古いですね。
古けりゃ良い、という訳ではないのですが、普段の生活では決して触れようがない当時の世界を少しでも垣間みる事が出来るなんて、なんという浪漫!(←ろまんでは変換できないんですね。ろうまんで浪漫と変換する事が出来ました。)

古書に惹かれるのは古書特有の字体や、今は使われていない漢字が多様されていたり、旧かな遣いだったり、あと文字の絶妙なかすれ具合とか、色々。
結構劣化しかかっている本もあるので本食い虫とか湿気に気を付けないといけないな。

正岡子規はもともと好きで、その人生や作り出してきたものに多いに興味があるのですが、生きている時代があまりに違いすぎて大きな隔たりを感じます。
でも同じこの松山に、正岡子規や夏目漱石、秋山兄弟や他にもたくさんの血気盛んに人生を生きていた人々がかつて居た事を思うと、胸アツです。

古書が好きな方、正岡子規や夏目漱石に興味があるという方は足を運んでみてはいかがでしょうか!
私も閉店前にもう一度行きたい。
0

    わすれない本。

    おしいれの中のみこたん (はれぶたぶんこ)
    おしいれの中のみこたん (はれぶたぶんこ)
    矢玉 四郎

    わすれられないもの。うすぐらくてほんのりぶきみでなぜかどきどきする。
    小3の時の学級文庫でみつけた本は、なぜかわたしのとくべつな存在で、だけどみこたんは最後どうなったのだったかなぁ。
    読みたいけれども、そっとしておきたい気もする。
    0
      1 / 1
      オリジナル雑貨販売しています↓
      minne
      オリジナル缶バッジ♪
       
      缶バッチ3点セット
       

      recommend

      缶バッチ3点セット

      価格:500円(税込)

      オリジナルブローチ♪
       
      ブローチ 「ちいさなもり」
       

      このページの先頭へ